~夏休み・もっと千葉を楽しもう~こんなに近くに楽しい博物館!(前篇)
夏休みも半分以上が過ぎ、子どもたちからの「どこか連れてって~!」攻撃にもはやネタ切れのママさんたちも多いのでは? この時期こそおすすめしたいのが、地元の博物館。東京の大きな博物館に負けない楽しい展示やイベントを行っているところが千葉にもたくさんあるんです! 今回は千葉県立現代産業科学館にお邪魔してみました。夏休みの自由研究にもまだまだ間に合いますよ~。
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小さい子から大人まで楽しめる!
科学と、千葉の産業の歴史が両方学べる千葉県立現代産業科学館(市川市)。中学生以下は入場料無料なのもうれしい! フロアは3つに分かれており、「創造の広場」では子どもたちの好奇心をくすぐる実験遊具がたくさん。その奥に続く「先端技術への招待」では楽しい実験教室を毎日開催。2階の「現代産業の歴史」では、大人も勉強になる、千葉の産業の歴史が展示されています。

「創造の広場」には28もの実験遊具が。楽しみながら科学に親しめます。

大きな「スピーキングパラボラ」。小さな声で話しても、向かいあう遠くの壁に設置されたパラボラに声が届くよ!

空気の流れを目で見て確かめることができる「風にゆれるボール」。落ちないボールが不思議だね。

子どもたちが時間を忘れて遊ぶ「ガリバーのシャボン玉」。職員さんが作る2重のシャボン玉を見られたらラッキー!

ハンドルを回して金属のボールを高い位置へ。ボールが転がっていき、位置エネルギー→運動エネルギー→電気エネルギーと変化していく様子を見ることができます。
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大きな音にびっくり! 全国でも珍しい「放電実験室」
現代産業科学館1階の「創造の広場」には、全国の博物館でも珍しい「放電実験室」があります。高電圧発生装置により、3種類の放電現象を実演。電気のパワーを大きな音と光で体感することができる、スリルいっぱいの実験室です。

100万ボルトの直流電圧により、人工的に雷の放電を起こします。大きな音と衝撃に子どもたちだけでなく大人もびっくり。
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毎日開催がうれしい! サイエンスステージ
エジソンやキュリー夫人、ニュートンなど、子どもたちにもおなじみの世界的科学者の発明を人形劇で楽しく伝えます。そのほかにも、ガリレオが発見した落下の法則、燃やすものによって炎の色が変わる「炎色反応」、さまざまな金属を使った熱の伝わり方の観察など、バラエティに富んだ実験ショーを毎日開催しています。

一見、難しい科学の法則もわかりやすく教えてくれます。ステージメニューが豊富だから、何度訪れても楽しい。
このほか、夏休みは特別にプラネタリウム上映会も開催。世界最先端のプラネタリウム投影システム「MEGASTAR-FUSION」による上映会が8月29日(水)まで1日6回行われています。星空を見上げながら、人類のルーツをたどるプログラム。50年前の星空も見られます。(注:上映時間は千葉県立現代産業科学館ホームページをご覧ください)
千葉県立現代産業科学館の魅力はまだまだいっぱい。続きは後篇でお届けします。お楽しみに!
- 千葉県立現代産業科学館
千葉県市川市鬼高1-1-3
TEL047-379-2000
http://www2.chiba-muse.or.jp/SCIENCE/
【開館時間】
9:00~16:30(入館は16:00まで)
※8/31(金)までは9:00~17:00(入館は16:30まで)
【休館日】
月曜日(祝日または振替休日の場合は開館し、その翌日休館)、年末年始、その他メンテナンス等による臨時休館あり。
【入場料】

※次の方は入場料無料。※特別展は別料金。
・中学生以下、65歳以上の方(年齢のわかるものをご提示ください)
・障がい者手帳等をお持ちの方、およびその介護の方(手帳をご提示ください)
【交通案内】
JR総武線 下総中山駅、本八幡駅より徒歩15分
京成電鉄 鬼越駅より徒歩13分
都営新宿線 本八幡駅より徒歩20分
クルマ 京葉道路市川インターより5分

