玄関の美収納にはテクニックより先に“○○をわける”がおすすめ!
家の顔であり、お客さまをお迎する玄関は、できれば美しく保ちたいですよね。靴や用品を美しく収めるための“テクニック”も、もちろんいいのですが、わが家の場合、玄関の“美”収納に一番効果的だったのが、これでした!!
家族それぞれの管理スペースを分けます

わが家の玄関収納の外観はこんな感じ。
収納部分に、家族それぞれのものが混在していたのですが、今はできるだけ、人別に場所を分けています。
スペース分けは、それぞれが使いやすい場所

共有部分を除く家族別の管理スペースは、それぞれが使いやすい場所に。
子どもが背が低いので、低い位置。一方私は高い場所のほうが使いやすい。主人はこの図でいえば、花の下にある棚全部。
管理スペースを家族で分けるメリット

“美しい”という概念は、家族であっても人それぞれ。
それに長い間気づかなかった私は、自分の中の“美”を家族に押しつけ、複雑な収納グッズを使っては、もとに戻せない家族に、
「なんで、こんなにごちゃごちゃになるの!」
「ママばっかり片づけてる。片づけてよ!」
と、怒ってばかりでした。
家族それぞれの“心地よい”収納

しかし、家族でスペースを分けることによって、それぞれが自分の場所に責任を持つようになり、それと同時に“自分に心地よい美”を追求するようになりました。
たとえば夫の場合
・収納用品やテクニックを駆使するのはイヤ
・スペースに余裕があると落ち着く
・そのために、靴を買いすぎないよう気をつける
そんなふうに。
それぞれが工夫。それぞれの“美”

娘は、自分にはこれだけの靴収納スペースしかないことに気づき、1つ買ったら、1つ処分する、という習慣が身につきました。
コツ・ポイント
「玄関を美しく保とう!」とはいっても“美”の概念は、家族でも人によってまったく違います。
共有部分や目につく場所はある程度“誰かの美”に合わせないといけませんが、扉の中や、見えない箇所の収納は、家族で場所を分け、それぞれが使いやすい方法で、それぞれの美を目指します。
これは玄関収納に限らず、たとえば、洗面所の鏡裏収納などでも、やってみるとおすすめですよ!!
記事提供:横田ちひろ
※上記記事は(株)主婦の友社の「暮らしニスタ」会員による投稿を編集掲載しています。

