100円ショップには、使える手芸材料がたくさんあります。わざわざ手芸店に行かなくても、わざわざセレクトショップでお気に入りのバッグを探さなくても、近所の100円ショップで見つけたアイテムを組み合わせれば、オリジナルバッグが作れちゃいます♪
今回は数ある100円ショップのグッズの中から、「ランチマット」「ベルト」「画ビョウ」「ブリキサイン」を使った、おしゃれなトートバッグの作り方をご紹介します。
バッグ作りといっても、定規でサイズを測って、ハサミで裁断するような作業はありません! 30分ほどで作れちゃうので、ぜひ挑戦してみてくださいね。
今回主役となる材料は、セリアで見つけた「コットンマット」です。素材は綿100%。しっかりと厚みのあるキャンバス地です。これを使うと何がいいかというと、布地の端の処理がいりません!! ランチマットとして販売されているものなので、布の端がほつれることを気にしなくていいのです。手芸用品店で購入するといいお値段のするキャンバス地が、カットずみ、端処理ずみで110円で購入できるのはお得ですね。
2枚のコットンマットを中表(柄が中にくるよう)にして、端と端をかがるように縫い合わせていきます。サイド2カ所と底になる部分を縫います。
縫い合わせに使うのは「タコ糸」です。なぜタコ糸かというと、①素材感がキャンバス地にぴったり ②強度がバッグ作りに適している ③キッチンでの登場回数が低く放置されていた からです。
こちらが3辺を縫い終わったところです(柄は内側になります)。
ファッションベルトを3本用意します。セリアで購入しました。
ベルト同士をつないで、1本の大きな輪を作ります。
ベルトを広げ、半分より上に①をのせて、残りのベルトを折りたたみます。
接着剤でベルトをバッグに固定します(養生テープなどで固定して、しっかり乾かします)。接着剤のみでもかまいませんが、袋の口の部分やベルト金具の部分は動きや重さがあるので、糸で固定すると安心です。合皮のベルトなので、太い針でも簡単に通すことができます。
アクセントにはこれを使います。アンティーク調プッシュピン、つまり画ビョウです。アンティーク風のおしゃれな画ビョウは、セリアで10個で110円で購入しました。
前面と後面の中央1カ所ずつに、表からアンティークピンを刺します(写真の手前側がバッグの外面、奥側がバッグの内側の様子です)。裏側に飛び出したピンの先は、ハンマーでたたいて折り曲げ、先端は接着剤で固定してはずれないようにします。
最後に、ブリキサインの四隅をバッグに固定すれば完成です。