市販のトマトソースと、ひき肉ではなく木綿豆腐で作る「ミートソースもどきスパゲッティ」。見た目はけっこう“ミート”になっていると思いませんか? 味は……ミートではないけれど、トマトソースの中に豆腐というか油揚げというか、けっして派手ではないのだけれど、コクやうまみがしっかりあって、ミートLoverでも大満足なんです。もぐもぐと噛むほどにじわじわとおいしくて、「なんでこんなにおいしいんだーーーー??」と毎回びっくりしながら食べています。まったく、自画自賛ですね(笑)。
作り方
①木綿豆腐は強火でから煎りします


※強火ですが、フライパンの底から火がはみ出ない程度の火加減で。
②さらにオリーブオイルで炒めて「お肉」っぽく


③トマトソースを加えて煮詰めます。ここで、メシ子流「隠し味」


<メシ子流★隠し味>
ここで「隠し味」を投入します。味にメリハリをつけるために「酢」で酸味を追加するのが、メシ子流です。酢は煮詰めるとツンとした角が取れて、ほどよい酸味とうまみになります。
さらに今回は豆腐を使っているので、大豆つながりで「みそ」もほんの少し。「えーーーーー、イタリアンなのにみそ??」と思ってます? しっかりと発酵熟成された田舎みそは酸味があって、トマトとの相性もすごくいいんです。ただし、入れすぎると台無しになるので、興味のある方はちょっとずつ試してみてくださいね。
④スパゲッティにソースをからめます


⑤盛りつけは、ひねって“パスタ山”をつくるべし

<パスタの写真映えする盛りつけ方>
ポイントは「高さ」。上に上に積み重ねるように盛りつけていきます。
・麺は2回に分けて盛ります。まず、トングで全量の2/3ぐらいをつかみ、お皿の真ん中にひねりながら円を描くように高く、コンパクトに盛ります。残りの1/3も、やや小さめの円を描きながら重ねていきます。全体が山型になるように盛りつけるのがコツです。
・具はスプーンで取り、“パスタ山”の頂上からこぼしぎみに盛りつけると……おおおお、かっこいい!
・仕上げにパセリのみじん切りを、山頂からこぼすようにふりかけます。ここで大事なのは「パセリまかせ」にすること。高い位置からふりかけることで、ナチュラルな「散らし」が実現します。わが家では彩り用にパセリのみじん切りを常時、冷凍保存しています。やっぱり緑色があると料理って映えますよね♪
・オリーブオイルもたらりとひとまわし。すでに“シェフ気取り”。調子に乗ってます。
※上記記事は(株)主婦の友社の「暮らしニスタ」会員による投稿を編集掲載しています

