ほっと、人、あんしん。京葉ガス

ともに With you 千葉

ほっと、人、あんしん。京葉ガス

presented by SHUFUNOTOMO

潮干狩りシーズン到来!  大人気のふなばし三番瀬海浜公園でがっつりアサリを採るには!?

春の訪れとともに、潮干狩りシーズンが開幕! 千葉県内にいくつかある潮干狩り場のなかでも、特にお子さま連れにおすすめしたいのが船橋市内にあるふなばし三番瀬(さんばんぜ)海浜公園。潮干狩りはもちろん、さまざまな魅力がいっぱいで、一日中楽しめちゃいます! 今回は、三番瀬の潮干狩りならではの3つの魅力をお届けするとともに、潮干狩り名人に聞いたアサリの上手な採り方もお教えします!

 

 

ふなばし三番瀬海浜公園の潮干狩りが大人気の3つの理由は?

 

 

魅力その1「安い!」

 

県内に8カ所ある潮干狩り場。その多くが大人約2,000円、小人約1,000円というアサリ料金込みの価格設定のなか、ふなばし三番瀬海浜公園はなんと大人430円、小人(4歳から小学生)210円という驚きの安さ! それは三番瀬が「利用料制」を導入しているから。アサリの持ち帰りには別途料金がかかりますが、それでも100gにつき80円という良心価格。「アサリがまったく採れなかったのに高い利用料を払ってしまった……」という心配がありません!

 

 

魅力その2「学べる!」

 

公園内に併設されている「ふなばし三番瀬環境学習館」には、自然や生きものに対する子どもの好奇心を刺激する展示がいっぱい! 東京湾の最奥に位置する、三番瀬の干潟に暮らすカニ、ゴカイなどの底生生物や、それを目当てにやってくるシギやチドリ、カモなどの野鳥の生態も楽しく学べます。

 

 

ふなばし三番瀬環境学習館は「知る」「考える」「学ぶ」の3つのゾーンで構成されており、干潟の魅力を体感しながら楽しく学習することができる

 

 

生きものの大きさをくらべてみよう!「同じ生きものでも大きさが違うのはなぜかな?」

 

 

魅力その3「イベントが楽しい!」

 

潮干狩り期間中、公園内の「ふなばし三番瀬環境学習館」で「これでバッチリ! 潮干狩り」というミニ展示が開催されています。アサリの生態やおいしい食べ方など、お役立ち情報が満載です。そのほかにも、専門家と一緒に干潟の生きものを探す「潮干狩りミニフィールドツアー」、アサリづくしの料理教室など、楽しいイベントが目白押しです。

 

 

「この穴は何かな? 生きものが住んでいるのかな?」

 

 

地元のアサリを使って、キッチンスタジオで料理にチャレンジ!

 

 

ふなばし三番瀬海浜公園に勤務する潮干狩り名人・大谷(おおや)雄一郎さんに聞きました!

 

 

●上手なアサリの採り方

 

「広い干潟をやみくもに探すのではなく、アサリのすみかを見つけましょう。干潟にはたくさんの穴があいています。このなかでも直径1~2mmの小さな穴に、アサリがいる可能性大! クマデを使って、15cmほどやさしく土を掘り返し、土の中にうもれているアサリを探しましょう」

 

 

「アサリの目」と呼ばれる、アサリのすみかを探そう!

 

 

●潮干狩りに必要なもの

 

「なんといってもクマデは必要! 100円ショップで販売されているものでもじゅうぶんです。採ったアサリを持ち帰るためのクーラーボックスと、あらかじめ凍らせておいた保冷剤があると便利です。砂ぬきのために、海水も持ち帰りましょう! また、天気の良い日でも干潟は海風で寒さを感じることも。着替えを用意しておくとよいでしょう。紫外線対策のための帽子もお忘れなく」

 

 

●シオフキとアサリの見分け方

 

「『大きいアサリがいっぱい!』と喜んでいる方は、シオフキと間違えていることがほとんど……。アサリは直径3~4センチほどで、様々な模様があります。シオフキはアサリよりひと回り大きく殻がよくふくらんでいて、紫や茶色が混ざった白っぽい色をしています。シオフキは砂抜きができないので、食用には向いていません! 間違えないように注意しましょう」

 

 

(アサリ)

 

 

(シオフキ)

 

アサリとシオフキをしっかり見分けられるようになりましょう!

 

 

●上手な砂抜きの仕方

 

「アサリを持ち帰るときには、アサリがかぶるほどの海水も一緒に持ち帰りましょう。海水がない場合は3%程度の塩水に2時間ほど浸します。アサリは、暗いところに置いておくとよく砂をはきます。キッチンで砂抜きする場合は照明のあたらない場所に置き、新聞紙などをかぶせておくといいでしょう」

 

 

●潮見表

 

「潮干狩りは期間中いつでも楽しめるわけではありません。干潮にあたる日で、さらに干潮の前後2時間ほどと決まっています。潮見表をよくご確認のうえ、ご来場ください」

 

※三番瀬海浜公園潮干狩り開催日時

https://www.sambanze.jp/facility/park/shell_gathering/

 

 

 

千葉の郷土料理「ふうかし」を作ってみよう!

 

船橋や木更津地方で愛されてきたアサリ汁の「ふうかし」。その語源は「ふかし=蒸かし」からきているといわれています。

作り方はとっても簡単。砂抜きをしてよく洗ったアサリを鍋に入れ、ひたひたの水で煮ます。このとき、水の量が多すぎないように注意しましょう。アサリの殻があいたら、だしの味をみながら少量のみそを加えます。アサリのだしがたっぷり出るのでみその量はごくごく控えめに。具はアサリのみと、シンプルなのが「ふうかし」の特徴! お汁も一緒に楽しみましょう。

 

 

アサリの風味をまるごと閉じこめた「ふうかし」

 

 

 

いかがでしたか。この季節ならではの味覚をぜひご家族で楽しんでください!

※5月上旬のゴールデンウィーク期間中は渋滞が予想されます。駐車場には限りがありますので、この期間はできるだけ公共交通機関をご利用ください

 

 

 

【ふなばし三番瀬海浜公園潮干狩り】

2019年4/18(木)~6/9(日)

大人(中学生以上)430円/小人(4歳以上)210円

アサリの持ち帰りは100gにつき80円

 

 

【イベント情報】

イベント参加には、ふなばし三番瀬環境学習館の利用料が必要です。

(一般400円/高校・大学生200円/小・中学生100円 ※船橋市内在住・在学の小・中学生、未就学児、障がい者とその介助者1名無料)

 

●ミニ展示「これでバッチリ! 潮干狩り」

4/18(木)~6/9(日)

 

●「生きもののしくみを知ろう 二枚貝」

4/20(土)13時~15時

・要事前応募(定員8組24名)・料金 利用料+300円

・小学校4年生以下は保護者同伴

 

●ふなばしを食べつくそう「あさりづくし」

キッチンスタジオでみんなでクッキング!

4/21(日)11時~13時

・要事前応募(定員8組 24名) ・料金 利用料+800円

・小学校4年生以下は保護者同伴

 

●貝がら根付を作ろう

5/4(祝)~6(祝)①10時~12時 ②13~15時

・当日受付(各日先着40名) ・料金 300円

・小学校4年生以下は保護者同伴

 

 

※開催日時はホームページをご覧ください

https://www.sambanze.jp/facility/park/shell_gathering/

 

※価格はすべて税込みです。

 

 

 

取材・文/植木淳子